2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

だからギャンブルマンガは難しい

賭博堕天録カイジ(1) (ヤンマガKCスペシャル)作者: 福本伸行出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/11/05メディア: コミック購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (51件) を見る連載時は3週載って1週休載のペースを守り、単行本を一部につき13巻ずつ…

どう払う

またも点棒について。東一局での1300/2600ツモ上がりはどう払うか、という問題について考えてみる。最良は「1300/1500/5100である」という考えがあるらしいのだけど、どうだろうか。個人的にはみんなちょうどで払えばいいんじゃね?と思ってしまう。要は「点…

「両替してください」という文化

初めてフリーデビューした店はその当時、まだ点数表示機能のある卓はなかった。 そのため配給原点より浮いた分の点棒を右側手前に置くことで他家との点差を表現するという方式を採用していた。点差が知りたいのはたいてい自分より上の相手とのものだから、こ…

亜リャンメンかノベタンか

何切る。 打牌候補は3p,3s,6sの3種。どれを切っても三色三歩高のテンパイになり、それぞれでのもう一方の待ちではツモっても8点に満たない。 (1)打 待ち: のツモ・ロン 残り3枚 (2)打 待ち: のツモ・ロン 残り2枚 (3)打 待ち: のツモ・ロン 残り…

役パオというのはどうだろう

チー ポン この仕掛けをしている親に向かってドラの東を切る人もいる。当然鳴かれてヒヤヒヤもんなのだけど、しかし12000点を払うのは東を鳴かせた者でなく早いリーチをしただけの人だったりする。 こうしたケースに責任論を持ち出すのはオールドファッショ…

よしながふみは白くて止まる

よしながふみは、よく絵を止める。 彼女の描くドラマのほとんどは会話劇である。だからその台詞ひとつひとつが、どういう長さの間で返したものなのかが重要になってくる。相手の言葉に対し即座に返したのか、長い沈黙の果てに返したのか、が。 その時間経過…

対々和は全体役なんだろうか

「カキヌマの時代」だったか「平成ヘタ殺し」だったか、とにかく本そういちの昔の麻雀マンガで麻雀の全役を分類するという内容のものがあった。三色や一通のように手の一部だけで成立する部分役と、手全体で成立する全体役とが存在する、と。 その中で「四槓…

その配牌、安全ですか。

アルティマ常備のフリー店で打っていたとき、2カケに。他の卓の終了を待つことに。 しばらく待っていたら一人の来客。メンバーワン入りで打つことに。んじゃさっそくとスタートボタンを押して牌を落としたら、上家のおばちゃんに怒られた。せっかくいい配牌…

アニメ「咲 -Saki-」のアルティマの描写の細かさは異常

大会では使用卓がアモスアルティマに。その作画がもう完璧なんです。 ほら。この窪み。 あとエンディングテーマで流れるこのシーンはアルティマ卓内部のベルトコンベアでドラをめくる装置の描写ですね。ってそんなの普通見ないってば。

笑わせるのか笑われるのか、そんなの問題じゃない

小田扉「そっと好かれる」読んだ。そっと好かれる (F×COMICS)作者: 小田扉出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2002/08/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 70回この商品を含むブログ (46件) を見る短編集。 小田扉の作品にはオチらしいオチがない。それま…

「上がり牌を鳴く」タイプの話が好きです。

近代麻雀の「東大を出たけれど」が連載100回を迎えました。おめでとうございます。当方キンマを毎号このページだけスクラップしているファンであります。 文中に登場する人物の、フリー雀荘を通したドラマとして読んでいる方が多いと思いますが、僕はこの作…