「ねたあとに」連想日記 その6 また顔

ねたあとに

ねたあとに

第2章と同じく「顔」で遊ぶ章。


この「顔」では振るサイコロ二つの目を「二十一通り」と判定している。6かける6の36通りではない。同じ見た目のサイコロを二つ振っても「2と5」と「5と2」の違いはわからないのでそれらは同じと見なされ、ゾロ目の6通りはそのまま、それ以外の30通りは半分の15に減り、あわせて21通りというわけだ。







子供の頃にジャンプで読んだ漫画「アカテン教師梨本小鉄」の第一話で、教師梨本が生徒たちに数学の勉強だと称し、サイコロの丁半博打を(現金を賭けさせて!)やらせるシーンがあった。丁(偶数)と半(奇数)の出る確率はどちらが大きいか、と問う小鉄
そんなの同じに決まってると言う生徒に「半は九通り、丁は十二通り、これを九半十二丁と言う」と説明する小鉄。同じページには21通りの一覧表も。




次号以降で、特に訂正記事は載っていなかった気がする。遊戯王のあの問題の時にはすぐに掲載し、単行本では修正したのに*1


a Black Leaf  アカテン教師 梨本小鉄
http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/18453317.html



で、この問題について調べていたらYahoo!知恵袋にこんな質問と回答が。これがベストアンサー。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1247261202

*1:5枚のカードを交互に引き、ジョーカーを引いたら負け、ただし最後の1枚はどちらも引かない。というゲームで「先手が引く確率は1/5+1/3、後手は1/4+1/2」と書いてクレームが殺到した問題のこと