他の芸人のネタをカバーするということ

筋少ちゃんdiaryさん(http://d.hatena.ne.jp/king-show-chan/20040804#l)のダイアリーで東京ダイナマイトのライブレポが書かれています。内容も読んでいただきたいのですが、しかし気になったのは以下の部分。

この後、テレビ出演日記の続きが流れる。O-CDTVに出たときに一緒になった次長課長チョップリンと初対面で飲んで仲良くなって、コントをカバーさせて欲しいとお願いしたら、こころよく承諾してくれたとのこと。そして続けてカバーのコントをやった。 次長課長のカバーは、ある地方のカラオケスナックが舞台。松田がそこのホステスで、二郎が初めて訪れた客に。B’zの曲であんなに笑えるとは思わなかった(笑)ますます次長課長に興味わきましたよ。松田のホステス、背中が広く開いた赤いドレスがセクシーだった(笑)腕が細くて女装が似合うのも意外で驚いた。 チョップリンのカバーは、こないだライブで見たネタからではなくて、製品の検品のバイトと上司のコントだった。たしか一度テレビでちょっと見た事があった。これもでたらめさ加減が面白いよね。

うわあこんなのアリなんだ。これはすごいことですよ。ミュージシャンが曲をカバーするように、芸人同士がネタをカバーし合うことが許されるなんて!
いやまあ今までにも行われてきた事なのかもしれないけれど、正直僕にはこの事が画期的なことだと思ったんです。もうこれからは仲のいい芸人同士ならどんどんカバーし合って欲しい。あのネタをあのコンビがやったら・・・という夢のような企画ができると思うとお笑いファンとしてはこんなに幸せなことはないですよ。
現在のお笑いブームの中ではそれぞれ自分の持ちネタは財産であるわけだから、ちょっと若手芸人同士では難しいのかもしれないけれど、ならばドリフやら漫才ブームの頃に活躍していたコンビのネタやらといった、いわばスタンダードナンバーを若手が自分なりに味付けする、という感じだったらいいんじゃないでしょうか。どうでしょう。