サブカル侮蔑コントを作ってみよう

ユリイカ増刊「オタクVSサブカル!」を読んでます。

正直ユリイカなんて買ったことのない、今後も買うことなんてないだろうと思っていた雑誌だったのだけど、書店で立ち読みしてたら昼休みが終わりそうになったので買いました。つまりそれほど面白かったということ。
対談されている方たちはちょうど僕と同じかやや上の年代で、我々が青春(!)を生きてきた時代の文化について語っているわけですけども、実際オタクとサブカルとが対立構造にあるというのも賛否両論あって、実際対立しているのか?というのはこの対談している人たちも疑問であるようです。僕は対立というより互いに無関心であると言った方が正確だと思うんですが。
それにしてもサブカルというものの正体がわからない。この本を読んでいて強く思ったのはこの点で、ああつまり僕はサブカル文化をずっとスルーしたまま大人になったのだなあと実感しました。オタク側はまだわかるのに。
サブカルがわからない大きな原因としては「普段音楽を聴かない」という点にあると思うんです。こないだmusicBatonが回ってきたときにも書いたんですが、僕は暇な時間に音楽を聞くという習慣がなくて、例えば暇な時間に好きな音楽を聴いたとしてもまだ自分にとっては「暇な時間」なんです。だって目と手は動かせるわけだから。目が暇だから。
サブカルの文化の中には音楽とそこから派生するファッションが大きい割合を占めるんでしょうが、オタクはそもそも音楽聴かないし。この理論で行くと僕はオタク側の人間ということになるわけですが。でもお笑いの中だったらラーメンズがダントツでサブカルに当たるんでしょうけどね。
ところで。
その昔ドラドラ・おぎやはぎアルファルファの3組6人で行われたコントライブ「東京ヌード」でのネタの中に、いちいちツッコミが「お前は○○な女か!」っていう言葉になってるものがあったんです。「お前は中2の女か!」とか。僕はこのコント好きでゲラゲラ笑ってたんですが、女性が見るとやや不愉快になることがあるんだそうです。曰く女というものを紋切り型に捉えすぎてるからだそうで。そもそも紋切り型であることを前提に、それを笑うネタだと思うんですけどね。
それとよく似たネタで、コント番組「メンB」の中でアンジャッシュ渡部がエレキコミックやついのちんこを触るだけのコントがあったんです。「今日は獅子舞の稽古をつけてやろう」なんていいながらやついの体を触っていくうちに・・・っていう、要はホモコントなんですが、その「指導」がエスカレートしたぐらいにその現場を目撃して悲鳴を上げる女子高生に向かって渡部が「うるせえ女!お前ら女は家に帰って矢沢あいでも読んでろ!」とか言うんです。僕はこれも好きで。「女は矢沢あいが好きに決まってる」っていう決め付けが。これも女性は怒るのかもしれませんが。
で、話戻りますが。
これら「『女はこういう生き物だ』決め付けて侮蔑する」タイプのコントの、女の部分をサブカルに替えると新たなコントができるなって思ったんですよ。ならばその場合に「お前らサブカルは家帰って○○してろ!」の○○に当たる部分はなんだろうと。
それは実際にサブカルの人全員がしてることじゃなくてもいいんです。どちらかというとサブカルにさほど詳しくない人相手に言った方が笑えるものがいいのかもしれません。
というわけで、以下に思いついたものをいくつか書いてみます。どうでしょうか。

「うるせえサブカル!お前らサブカルは家帰ってピチカートファイブ聞いてろ!」
「うるせえサブカル!お前らサブカルは家帰ってタランティーノ作品観てろ!」
「うるせえサブカル!お前らサブカルは家帰ってバッファロー'66観てろ!」
「うるせえサブカル!お前らサブカルは家帰ってフリッパーズギター聞いてろ!」

どうでしょうか。
皆様からの投稿もお待ちしております。