狂おしき跳子麻雀の世界へようこそ
一般に、刻子を構成する3枚の牌は同色・ランク差0であり、順子は同色・ランク差1ずつの3枚からなる。
ならば同色・ランク差2である面子があったっていいじゃないか。2がいいなら3だって4だって。
以下定義。
- 数牌3枚が全て同色で、ランクの小さい順に並べたとき1枚目と2枚目との・2枚目と3枚目とのランク差が等しいとき、この3枚を跳子(チャオツ)と呼び、これを面子として扱う。
跳子の例:
ランク差2
ランク差3
ランク差4
- 跳子はランクだけを見れば以下の9通りが存在。すなわち全部で27通り。
135、246、357、468、579、
147、258、369、
159
- 跳子の扱いは順子に倣う。面子としての符は0符であり、両面待ちは0符、カンチャンとペンチャン待ちには2符がつく。よって跳子を含む平和も成立する。
- 手牌の2枚の牌と上家の捨てた牌とで跳子が構成されるとき、順子と同じくチーができる。
- 1または9のランクを持つ牌を含む跳子はチャンタ・ジュンチャンに使え、タンヤオに使えない。
- 門前で同一の跳子2つを含めば一盃口が成立する。また順子・跳子を問わず一盃口が2組あれば二盃口を認める。
- 3つの跳子が全て異なる色で、かつ構成する牌のランクの組が同じであるとき三色同順を認める。
例:
チー
- 3つの跳子が同色で、かつその9枚の牌で1から9まで全てのランクを構成するならば一気通貫が成立する。
例:
チー チー
- 以下テンパイ形の例。
待ちは。なら平和が、なら更に三色が成立。
- チー
待ちは。なら一気通貫が成立。
待ちは。