近代麻雀レビュー
むこうぶち
おおっ、これは土田プロの「湿気のある日は対子場になりやすい」理論!と思ったら微妙に違うね。土田プロのよりこちらの方がまだ理に適ってるし。
最終回かと予想された裕太編もひとまず終わり、今度は普段どおりの「毎回替わる敵の持つ技を逆手にとってカイが倒す」シリーズになっていくのだろうか。
前回のBS麻雀マンガ夜話の時に言い忘れたんだけど、むこうぶちのようなスタイルのギャンブル漫画といえば「100万$キッド」というのがあったのを思い出す。こちらは視点が主人公の方で、種目はポーカーとかルーレットなのだけど、毎回対戦相手が技やイカサマを使って優勢となり、それを見破った主人公が最後に大逆転、というのを繰り返す作品だった。そのほとんどの対戦は一話の中で始まり終わる、非常にテンポのいい作品だったと記憶しているのだけど、まあこれを描いてた石垣ゆうき氏は数年後にはあんなものを描かされるようになるわけで・・・