麗しき除去麻雀の世界へようこそ

先週書いた「重複麻雀」が部分手役主体ルールであったので、今度は全体手役が重なるルールを作ってみました。
ルール:
和了形4面子1雀頭(または7つの対子)から面子か対子を取り除いた(「除去」と呼ぶ)ときに成立する全体手役は全て翻数に加算する。ただし一種の全体手役につき一度しか数えられない。
○除去する面子はフーロしたものであってもよい。フーロした面子が1つのみで、それを除去することで残った手牌が門前を条件とする全体手役を成立させるとき、その全体手役も翻数に含めてよい。またにフーロした面子が1つのみで、それを除去することで残った手牌がフーロすることで食い下がる全体手役・部分手役を門前として成立させるとき、食い下がりのない翻数を数えてよい。
○両面以外の待ちであっても和了牌を含む面子を除去して残った手牌が順子と翻牌以外の雀頭で構成されるならばピンフが成立される。

例1:二筒二筒二筒三筒四筒四筒六筒七筒八筒九筒三索四索五索 ツモ五筒
通常ならツモのみの手だが、
七筒八筒九筒を除去して断ヤオ
四筒五筒六筒を除去して平和、
三索四索五索を除去して清一色
よってツモ(1)+断ヤオ(1)+平和(1)+清一色(6)で9翻。

例2:二萬三萬四萬五萬六萬七萬八萬九萬九萬九萬 チー一索横二索三索 ロン一萬
この鳴き一通のみの手も、
四萬五萬六萬を除去してジュンチャン、
一索横二索三索を除去することで門前の清一色・一通・そして平和もつく。
よってジュンチャン(2)+清一色(6)+一通(2)+平和(1)で11翻。

例3:二索二索三索三索四索四索六索六索七索七索八索八索發 ツモ發
七索七索を除去すれば緑一色(!)。