さらばずん ありがとうずん

この時期はテレビだけでなくラジオも番組改変期ですが、何が悲しいってコサキンが1時間番組になってしまうことです。1時間ってことはおそらく「コサキンヤング部コーナー」はなくなってしまうんでしょう。ってことは月に一度の楽しみであった「ずん」のコントが聞けなくなってしまうってことですわ。
僕が「ずん」の何が好きかと言うと、コサキンでのずんのラジオコントが終わった後にむっくん(小堺一機氏の意)から振られる「あのオチをもう1回やって」のリクエストに飯尾氏が答えるところなのです。ただここ一点だけなのです。
「もう1回」と言われた飯尾氏はさっきやったオチをそのまま繰り返すわけもなく、その上にさらにもう一言二言を付け加えるのです。もし受けなければ受けるまでただただずっと付け加えるのです。コントの出来がどうであってもこの「付け加えオチ」だけは毎回必ず面白くしてくれるのです。だって受けるまでやるんだもん。
これからずんがテレビやライブでネタをやったとしても、恐らく誰からか「今のオチをもう1回やって」とリクエストされることはないでしょう。あの「付け加えオチ」はもう二度と聞く事はできないのです。これこそがずんの持ち味だったのに。