ヤフオクに手を出すその前に。

  • チケットぴあやローソンチケットはそもそも電話で予約しコンビニで引き換えるという便利なシステムになっています。ここにリスクを伴う個人間取引を挟まなくてはいけない理由はありません。
  • 転売目的でのチケットを買う人間の目的はもちろんお金です。彼らは商売になるからチケットを抑えるわけで、言い換えれば誰も買わなければ商売を続けようと思いません。今彼らから買うことは将来自分の首を絞めることになります。
  • 転売目的でヤフオクに出品する人間は多くの場合チケットの現物を持っていません。予約番号のみの取引ならば確実に引き換え前です。そのまま誰も買わなければキャンセルとなり、数週間後のキャンセル発売や当日券に回される事になります。値段が高く設定されているのは一時期のことです。席の数は決まっているのですから。
  • 自分の好きなものにお金を多くかけられるのは必ずしも自慢できることではありません。定価以上を出すだけの価値があると思うのは自由ですが、ならばその差額は演者や主催者などの「送り手」に払われるべきです。ヤフオクで高騰チケットを買っても差額は送り手に届くわけではありません。
  • ネット上を探せば多くの「定価以下の取引のみ」受け付けている掲示板が存在します。電話予約で取れなかったらヤフオクしかないという考えは多くの場合誤りです。
  • チケットが余ってしまったという場合は是非見たがっている人に譲ってあげましょう。ただし定価以下の価格でです。見つからない場合は上記の定価以下取引の掲示板を見てみましょう。あなたが余らしたチケットを欲しがっている人がいることでしょう。譲ってあげれば次の機会にお礼としてあなたに優先的にチケットを譲ってくれるようになるかもしれません。欲しがる人がいなければ探す意味で書き込みをしてみましょう。
  • それでも見つからない場合はヤフオクを利用する事も仕方ないでしょう。しかしなるべくなら「定価即決」の文字を表題に追加し、希望販売価格を定価に設定してください。
  • あなたが愛してやまない演者はおそらく「ヤフオクで高いチケット買って観に来ました!」と言っても喜ばないでしょう。むしろ嫌われる可能性が高いです。