キン肉マン読破日記(2巻)


偶然なんですけど、いま僕と同じようにロクさん(id:roku666)が初代キン肉マンの感想を書かれてるようです。あとちょっと古いですけどこことか。*1
さて2巻。いよいよ超人オリンピック編に突入するんですけど、最初から読み返して「初期のキン肉マンのオモシロさ」に気付いてしまった今ではさほどワクワクしなくなってしまいました。だって面白いもん怪獣退治編。
あのですね、ジャンプのマンガについて語ると必ず「バトルマンガ化」について触れる事になるんでしょうけど、続き物のバトルマンガより一話完結で毎回オチのあるギャグマンガの方がずっと連載が大変だと思うんですよ。次の展開ってものがないわけですから。その意味ではキン肉マンがちゃんと「ウルトラマンをしていた」時期の方がずっと読めるんです。すくなくとも僕は。
今更言う事でもないんでしょうけど、キン肉マンって欠陥ウルトラマンなんですよね。だからこそ空も飛ぶし巨大化もする。後にウルトラマンからレスラーになっていくことでその能力は不要になったわけですけども。つまり「欠陥ヒーロー」を主役にした、その欠陥があるからこそのギャグが生きてたわけですけども、この後は次第に本物のヒーローになっていくわけです。
画像はアデランスの中野さんにツッコむただの警備員なんですが、この警備員の顔、まんっま山上たつひこのタッチですよね?