キン肉マン読破日記（１２巻）

更新が滞っていたのはこの１２巻の感想を書く気が起きなかったからでして。長い連載の中で、僕はこの悪魔将軍との対決が一番好きじゃない部分なんですよ。
６人の悪魔騎士たちと戦ったあとに急に登場した「新キャラ」であるくせに不条理に強い。その強さも超人パワーや硬度やらといった「数値」でしか表さない。この技が使えるからどうだとかということでなく、単純に数値が大きいから強いと。
「強さのインフレ現象」とはジャンプのバトルマンガ全般に言えることですが、この悪魔超人の登場あたりが最もインフレがきわまったところではないでしょうか。なにしろ特徴らしい特徴と言えば「とにかく強い」ということだけ。作品中の登場キャラの中で最も無個性なキャラと言えるんじゃないでしょうか。
強い。ただそれだけのキャラ。