なつかしのラミィキューブ

先月号の月刊プロ麻雀ラミィキューブの記事が載ってたんですよ。→画像(pdfファイル)
ラミィキューブとはセブンブリッジに似た卓上ゲームで、キューブと呼ばれるコマを組み合わせてシーケンス(ハートの3・4・5、とか)やグループ(スペードの6・クラブの6・ハートの6、とか)を作り、手の中のすべてのキューブを出したら勝ち、みたいなゲームです。
本来はトランプマーク4種と1〜13までの数字がついたキューブを二組とジョーカーが2枚、つまりちょうどトランプ53枚を二組を合わせたセットで行うんですが、そのプロ麻雀誌上ではさらに枚数を増やし(第5のスーツである「スター」とジョーカーを数枚)、麻雀と同じく136枚にすることで全自動麻雀卓でプレイできるよう開発したという記事が掲載されていたんです。毎プレイごとに多くのキューブをかきまぜ、すべて裏返しにして揃える手間を省いたわけです。
実は子供ころにラミィキューブを知り、小遣いでポケット版を買った経験があります。ところがこれが大失敗で、あまりにサイズが小さく、ひとつのキューブは小指の爪くらいの大きさ。しかもキューブ同士がくっつくせいで、とてもじゃないけどかきまぜる→裏返す→揃えるの作業がやってられないものでした。今考えても不良品だったと思うんですがアレ。
で、この記事のように「麻雀以外の卓上ゲームでも全自動卓を使用する」ってよく考えたら画期的なことだと思うんですよ。普通自動卓って108〜134枚ぐらいまで牌の枚数を増減できるわけですから、もうちょっと機能を拡張して下は30枚くらいからなら扱えるようにできないもんですかね。そうすればトランプも花札も、その他あらゆる卓上ゲームがすべて自動麻雀卓で遊べるようになるわけですよ。これって自動卓を使ったことがない人にはちょっとピンとこない話かもしれませんけど、想像以上に便利なんですよアレ。
しかし大人になるとみんなどうして麻雀以外には卓上ゲームってやらなくなるんですかね。無性にナポレオンやりたくなる夜とかないですか。ないですか。そうですか。