完全イーシャンテンからでも変化するのだ
はっきりと明文化されたのはおそらく片山まさゆき「打姫オバカミーコ」内であろう麻雀新語完全イーシャンテンとは、メンツ二つ・ターツ二つ・雀頭一つに加え、ターツを構成する牌4種のうちのいずれかと同一の牌をもう一枚持った13枚形のことである。
完全イーシャンテンの例:
有効牌:の6種20枚
イーシャンテンとしては理想的な形であり、もうここからテンパイするまでは手変わりはないように思えるが、さにあらず。
1,
ツモ
あと1枚で一盃口が完成するような5枚形を含む場合、ここを厚く持った方が良い。上の例では打が正解である。有効牌:の6種19枚
有効牌:の7種20枚枚数の差は僅かであるが、ポンテン可能な牌が2種から3種に増える。
2.
ツモ
このエントリを書くきっかけとなった形。打では完全イーシャンテンでなくなってしまうように見えたのでツモ切ってしまい後悔したのだった。有効牌:の6種19枚
有効牌:の6種19枚テンパイチャンスは同じまま、ツモで一盃口になるのだ。
3.
ツモ
オバカミーコにもあった形。と両面ターツが対子二組に挟まれているとき、その両端のどちらかにくっついた7枚形は順子+ターツ+雀頭となる。特に両端がそれぞれ外側に延びた形は両面ターツを2組持つ理想形だ。有効牌:の6種19枚
有効牌:の8種26枚完全イーシャンテンは暗刻が出来ると平和にならないネックがあるが、後者の形は8種どれをツモっても平和になる。またソーズ面子が先に完成したとき待ちを選べると言う特典がある。