今年後半に読んだマンガ

書かないまま溜まってしまった。まとめて。

ソウルイーター (1)

ソウルイーター (1)

3巻まで。
ちょっとしんどい。しんどいというのはこちらの年齢的な問題。キャラのアクが強すぎて。明らかに33歳男性向けに書かれてはいない。ってことはもちろん分かってるんだけど。
一応はよくある能力バトルマンガなんだろうけど、その戦いのルールがいまいちよく分からない。魂の共鳴って?


日本人の知らない日本語

日本人の知らない日本語

雑学本のカテゴリーですね。


ドラゴン桜(8) (モーニング KC)

ドラゴン桜(8) (モーニング KC)

8〜9巻。某雀荘の待ち席で。
ほんまかいなとツッコミを入れながら読むマンガ。

ソルフェージュ (白泉社文庫)

ソルフェージュ (白泉社文庫)

よしながふみの短編集。
BLはアレですね。ノンケの方がどの時点で「受け入れる」かがひとつの山なんでしょうね。

LIAR GAME 1 (ヤングジャンプコミックス)

LIAR GAME 1 (ヤングジャンプコミックス)

10巻まで。新刊が出る度に買ってます。
新ゲームである感染ゲームは人狼ライク。でも初めに感染者となってしまうと不利すぎやしないか。
それにしてもこんなにもロジカルで読むのがめんどくさいような頭脳戦が、こんなにもヒットする、つまり多くの人に受け入れられるようになって嬉しい。

黒執事 3 (Gファンタジーコミックス)

黒執事 3 (Gファンタジーコミックス)

3巻。
あれ、バトルマンガ化・・?
ミュージカル「テニスの王子様」で得たお客さんは、今度はこれのミュージカルに足を運んでるらしいですよ。

21世紀少年 上―本格科学冒険漫画 “ともだち”の死 (ビッグコミックス)

21世紀少年 上―本格科学冒険漫画 “ともだち”の死 (ビッグコミックス)

劇場版最終章の公開に間に合わせるため二日で一気読み。
そりゃあのラストには納得いかないという意見もわかるのだけど、しかしこの作品の、というより浦沢作品の魅力は別にそこだけじゃないだろうと思う。良質のミステリーであると同時にそれぞれのキャラクターが持つドラマの部分こそ浦沢だろうと。そういう意味では尺がない劇場版ではそのドラマを描けてない分、単なるミステリー、しかもかなり「子供の遊びっぽい」ミステリーになってしまっていた。
ところで最後の最後の大オチを読んでまた1巻を読み返したのだけど、チョーさんと呼ばれる刑事が小学校のアルバムを読み返すシーン、あそこで小学生時代のともだちを見つけるタイミングがちゃんと伏線になっていたことに気付いた。ということはアレは後付けじゃないってことだ。1巻をお持ちの方は是非ご確認を。


すんドめ 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

すんドめ 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

6巻まで。
当方M属性がないもんでこの主人公の気持ちがまったく理解できないのだけど、好きな人は好きなんだろうなあと。
ところでこの学校の女生徒はなんでみんなブラしてないんだろう。咲が「はいてない」ならこれは「つけてない」だ。

部屋(うち)においでよ 1 (ヤングサンデーコミックス)

部屋(うち)においでよ 1 (ヤングサンデーコミックス)

全7巻。えらく古い作品ですが。
簡単に言えばピアニストの卵の家にカメラマンの卵が転がり込んで居候する話。そのうちにピアノもカメラもそれぞれの道で成功し始める。成功するタイミングが合ってればそれぞれ祝福し合えたのだろうけど、ずれていたためか男は嫉妬してしまう。で気持ちのズレが広がって別れてしまう、と。本当にこれだけの話。嫉妬から別れまで一直線。
原秀則って昔から後先のこと考えずに話書いてるんじゃないかなあと思ってたけどこれで確信した。



パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX)

パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX)

丸尾末広作品なんて怖くて怖くて手を出せなかったのだけど意を決して読んでみた。読めた。そんなに怖くもグロくもなかった。よかった。丸尾の絵は綺麗だった。キレイでなく綺麗。あるいは耽美。


婚活なヒトビト。 (成美文庫 お- 5-1)

婚活なヒトビト。 (成美文庫 お- 5-1)

婚活中のエピソードエッセイ+マンガ。
コンパで出会った変わり者で笑えばいいのだけど、これがそれほど変でないのと、話が具体性に欠けているのでイマイチ笑えなかった。こういうのは「だめんずうぉ〜か〜」に勝つのは難しいよなあ。


嘘喰い 1 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 1 (ヤングジャンプコミックス)

5巻まで。
かつてマンガ喫茶で一気読みしたのだけど改めて購入。今年一番好きなマンガ。
最初の二話くらいだけ読むと「ナニワ金融道」みたいな話しかな、と思ったらさにあらず。ギャンブルものについてまわる「中立な勝負の見届け人」である賭郎が登場して話は一気にギャンブル+バイオレンス+ミステリーな世界へ。ルールを守った殺し合いが読める。

さよなら絶望先生(1) (講談社コミックス)

さよなら絶望先生(1) (講談社コミックス)

11巻まで。
久米田作品はこれまでもうどうもくだらなすぎて読めなかったのだけど、これはまだ読めた。下ネタが少なめなせいか。
かってに改蔵」をはじめ、久米田のギャグのフォーマットは箇条書きというか、ストーリーもなくただその回ごとに思いついたことをだーっと並べてページが尽きたら終わりという印象だったのだけど、本作では本当にコマにネタを箇条書きしてて笑った。
絵柄がどんどん変わることで有名な作家だけども、本作でのキャラがこれまでと比べて一番見やすいデザインになっているとは思う。ただデザインが完成し過ぎててキャラの書き分けができなくなったとは思うけど。女の子の目はみんなベタの塗りつぶしだしなあ。
ところでこのマンガを強引にカテゴリー分けするなら、下手すると新聞の社会面に載っているような社会風刺ものになるんだろうか。時事ネタばっかりだし。




トムソーヤ (ジェッツコミックス)

トムソーヤ (ジェッツコミックス)

高橋しんの最近の作品は決まって「大人から逃げる男女二人の子供の話」だ。「最終兵器彼女」は高校生二人、「きみのカケラ」は児童二人で、本作は女子大生と中学生男子。でも海賊ごっこに興じたりする。
大人になった自分がこういうジュブナイルを読むと、たとえば殺害現場を目撃したんだったらもうちょっといい解決策があるんじゃないかとツッコミを入れてしまうんだよなあ。原作と違い舞台は現代だから尚更。
ところで高橋しんの絵はどんどん男も女も顔を可愛く描くようになっているのだけど、そのせいかキャラの書き分けができなくなってきてやしないか。女子大生と中学生男子の顔の見分けがつかないってさすがにどうなんだ。


ウエンディ (Ohta comics)

ウエンディ (Ohta comics)

松本次郎が書くダークなピーターパン。あんまり。


おのぼり物語 (バンブー・コミックス)

おのぼり物語 (バンブー・コミックス)

カラスヤサトシによる自伝マンガ。
僕の小規模な失敗もそうだったけど、決してまだ成功してるとは言えないマンガ家であっても「まんが道」を書いていいんだ。いやむしろ読みたい。漫画家には全員まんが道を書いて欲しいんだ。


のだめカンタービレ(1) (講談社コミックスキス (368巻))

のだめカンタービレ(1) (講談社コミックスキス (368巻))

ドラマ版をちょっとだけ見たことがあったので、玉木宏上野樹里に変換しながら読めてよかった。だって二ノ宮知子の描く女の子って可愛く見えないから。ともすればただのウザいキャラに見えるのだめがそう見えなかったのは上野樹里のおかげだ。
音楽マンガという性質上、この曲はどんなんだろうと聞きたくなるのも手伝ってドラマ版の人気も高くなってるんでしょうね。そんなにいいのかその曲は、その指揮は、と思うようになるし。


先にこちらを読み進めていたのだけど、半分まで読んだところでのだめに手を出してしまった。一気読みできなかったのは、つまりそういうことです。