アモスアルティマで打ってきたよ
今話題の自動配牌昨日搭載の麻雀卓「アモスアルティマ」を導入した某フリーで打ってきた。以下感想。
- 卓の4辺それぞれの中央に配牌が上がってくるための穴アリ。ここに前局で得た点棒やチップを置いたまま次局を開始させるとトラブルになるので注意が必要。
- 配牌は4人とも13枚ずつ。親がげーむ開始時に親が1枚ツモってゲームスタート。慣れないうちはその親の第一ツモに釣られて南家もツモろうとしてしまうこと多数。
- 山は10トンのものが2つ、11トンのものが2つ。
- ドラはすでに1枚めくられた状態で山が築かれている。そのためサイコロがない。
- 起家を決めるときは起家ボタンと連荘ボタンを同時押し→起家ランプがくるくると回転→しばらくしてランダムにどこかで止まり、そこを起家としてゲーム開始、の流れ。起家ランプ回転中にサイコロボタン(に変わるもの)を押せばそこが起家に決まる。この機能は従来のアモス卓にも装備されていたものであるが、たいていの店では前回のトップが一度振りして決定→起家ボタン連荘ボタン同時押し→ランプ回転中に先ほど決定された起家がサイコロボタンを押す の方法を採用していたであろう。サイコロでの起家決めではその確率が4者で公平にならないので、かえってこのサイコロなしでの方法がいいのかもしれない。
- サイコロボックスの角に二つあるスタートボタンは卓の蓋を開けるときのみ使用。蓋を閉めるのはスタートボタンでなくサイコロボタン。
- 点棒は息で飛ぶほど軽い。色は高い方から順に、赤・黄・青・緑・白。飛び用の万点棒は黒。黄色い五千点棒を見るとセンチュリーの卓を思い出す。
- 点棒は電波式のため、点棒ボックスに収納する場所を間違っても問題なく点数を表示してくれる。
- 牌は従来のものよりやや大きい。縦に伸びた印象。山を少しでも前に出すと捨て牌の3段目とぶつかる。
慣れれば大丈夫なんでしょうけどね。
一色三歩高と清竜の天秤となる8枚について。
(以下このエントリ内では「一色三歩高」は全て「2歩上がりの〜」の意味である)
次の条件のいずれか、または複数を満たす2種の手牌は同一のものと見なし、以下別に論じない。
○平行移動(手牌のランクを増減させる)で一致する
○対称移動(ランクnの牌を10-nに変える)で一致する
考察の前に次の定義をする。
n連形:ランクの差が1ずつである同色のn枚の牌。
順子は全て3連形であり、清竜(一通)は9連形である。
さて、一色三歩高は7連形+2枚であり、清竜は9連形であるので、
7連形はこの2つの役共通のイーシャンテンである。
即ち7連形に「意味のない」1枚を加えた8枚は全て上の条件を満たすことになる。
以下は7連形を含まない8枚について考える。
上の条件を満たすのは以下の7通り。
手牌
受け入れ牌1
受け入れ牌2
1、
2、
3、
-
4、
-
5、
-
6、
-
7、
-
「受け入れ牌」とは一色三歩高か清竜の聴牌になる牌。「1」はチー可。「2」はチー不可。