めくるめく重複麻雀の世界へようこそ
昨日紹介したスレを読んでいる関連で部分手役に対する面子の重複を考えるようになった。例えば
はこの手のうち片方のは「三色」と「一盃口」の2種の部分手役に重複使用されている。
ならばあらゆる重複手役を認めてみてはどうか。更に手牌構成もその都度変えていいというのはどうか。考えていたら面白くなったのでここに発表する。名付けて「重複麻雀」。
ルール:
1,部分手役の条件を満たす手牌の一部分が複数ある場合、それらを重複して翻数に加算する。同じ役が複数あっても可。また1つの面子を複数回使用することも可。
2,複数の同一面子・同一雀頭はそれぞれ別のものとして扱う事が出来る。
3,手牌構成を変えることが可能ならば、そのそれぞれに対する部分手役・全体手役を翻数に加算する。部分手役はそれを構成する部分が異なる限り同じ役が複数あっても成立するが、全体手役は一種につき一度しか数えない。
4,上位役に対し下位役を重複して数えることは行わない。即ち甲という役が成立する時に必ずそれよりも翻数が少ない乙という役が成立するならば、甲のみを数えるものとする。
例1
このルールで次の手を上がったとする。
ロン
2組あるをAとBに分類すると、一通を構成する3面子は Aと Bの2種類作ることができる。よってこの手は、一通+一通+平和+一盃口で6飜になる。
例2
ロン
まずソーズを3つの順子と取り、それぞれをA、B、Cと分類する。
この3つの順子から2つを取り一盃口と見る事を考えると、AとB,BとC、AとCの3種類が考えられる。よって一盃口が3つあると考える。当然純全帯と平和も成立するが、これは全体手役のため一度しか数えない。
そしてソーズを3つの暗刻と考えると三暗刻が成立する。
即ち、一盃口+一盃口+一盃口+純全帯+平和+三暗刻で9飜。
例3
ロン
まずを雀頭として見る。が2つあるので三色は二つ成立する。同時にで一盃口が成立する。
次にを雀頭として見る。で一盃口が、そして両面待ちなので平和が成立する。
三色+三色+一盃口+一盃口+平和で7飜。
例4
ロン
と、それぞれを雀頭とすることで二通りの二盃口が成立する。また前者では平和も。
そして七対子にも取れるので、二盃口+二盃口+平和+七対子で9飜。
例5
ロン
雀頭を・・の三通りに取ることで二盃口が3種類成立。また七対子にも取れる。
よって二盃口+二盃口+二盃口+清一色+平和+断ヤオ+七対子で19飜。