馨しき変色麻雀の世界へようこそ
ルール:
○和了形の4つの面子と1つの雀頭(または7つの対子)のうち数牌からなるもの1組を変色、即ちマンズ・ピンズ・ソーズを入れ替える事により手役が増えるとき、そのそれぞれの翻数を加算して数えることが出来る。
○ある手役が変色を行う前と後で、あるいは2通りの変色の両方で成立するとき、その度に翻数を加算してよい。ただし次の条件を満たす必要がある。
□部分手役の場合、変色した面子・対子がその手役の成立条件に含まれること。
□全体手役の場合、手牌の色を成立条件に含む手役であること。
○変色することによって同一牌を5枚以上持つことになっても構わない。
○変色することによってドラが増える場合、変色の度に増えた分だけ加算する。変色しない面子に含まれるドラを重複して数えることはできない。
○ある面子・対子を変色させたあとで手牌構成を変え、変色させる前には成立しなかった手役が成立するならば、それも翻数に加算してよい。
例1: ロン
をに変色させてマンズの一通。
をに変色させてソーズの一通。
をに変色させて一盃口。その逆も成立。
よってピンフ(1)+一通(2)+一通(2)+一盃口(1)+一盃口(1) で7翻。
例2: ロン
現在のところタンピン三色。
三色を形成する3つの面子をそれぞれ変色させると一盃口が成立。面子1つにつき2種類の変色が可能だから、計6つ。
よってタンヤオ(1)+ピンフ(1)+三色(2)+一盃口(1)×6 で10翻。
例3: ロン ドラ
現在のところ三色三暗刻ドラ3だが、とをそれぞれに変色させることでドラが3つずつ増える。
よって三色(2)+三暗刻(2)+ドラ9 で13翻。
例4: ロン
をに、をに変色させることでそれぞれ混一色が成立。
よって小三元(4)+混一色(3)+混一色(3) で10翻。
例5: ロン
を2通りに変色することで計3通りの混一色が成立する。
よって小三元(4)+混一色(3)+混一色(3)+混一色(3) で13翻。
例6: ロン
をに変色することで清一色が成立。またこのとき手牌は
ロン
となるので、変色前には成立しなかったジュンチャン・一盃口・ピンフがここで成立する。
よって三暗刻(2)+清一色(6)+ジュンチャン(3)+一盃口(1)+ピンフ(1) で13翻。