一色三歩高と一色三同順の天秤となる8枚について。

昨日のエントリの一色バージョン。これが三色バージョンの結果がそのまま流用できる形となった。要は「三色バージョンの結果を一色に塗り替えればいい」のであった。
(注:このエントリ内での「一色三歩高」は全て「1歩上がりの〜」の意味)
昨日と同じように、考察する対象となる8枚を定義する。

聴牌している。つまり2面子+1塔子からなる。
○一色三歩高・一色三同順のどちらの聴牌にもなっていない。
○1枚入れ替わることで一色三歩高にも一色三同順にもなる

更に単純化

次の条件のいずれか、または複数を満たす2種の手牌は同一のものと見なし、以下別に論じない。
○平行移動(手牌のランクを増減させる)で一致する
○対称移動(ランクnの牌を10-nに変える)で一致する

さて、昨日の5つのパターンを全て萬子に塗り替えてみると、1と5は本質的に同じであり、2はこのままでも一色三歩高の聴牌であることが分かる。それらを除いた3通りに、2面子+対子の聴牌からなる形を一つ追加する。

手牌一色三同順になる牌一色三歩高になる牌
1’
三萬四萬四萬四萬五萬五萬六萬六萬

五萬六萬

二萬三萬五萬七萬
3’
二萬四萬四萬四萬五萬五萬六萬六萬

五萬六萬

三萬
4’
四萬五萬五萬五萬六萬六萬六萬七萬

四萬七萬

三萬四萬七萬八萬

三萬四萬五萬五萬五萬六萬六萬六萬

四萬

四萬七萬

1’
裏裏裏四萬五萬六萬裏裏裏
裏裏裏四萬五萬六萬裏裏裏
裏裏三萬四萬裏裏裏裏裏
3’
裏裏裏四萬五萬六萬裏裏裏
裏裏裏四萬五萬六萬裏裏裏
裏二萬裏四萬裏裏裏裏裏
4’
裏裏裏四萬五萬六萬裏裏裏
裏裏裏裏五萬六萬七萬裏裏
裏裏裏裏五萬六萬裏裏裏

裏裏三萬四萬五萬六萬裏裏裏
裏裏裏裏五萬六萬裏裏裏
裏裏裏裏五萬六萬裏裏裏