雑記。

学生街にある某フリー、そこでは3度に1度くらいの割合で「フリー初体験」な人と同卓する。そういう人と打つときには、不思議とマナーの面で普段より自分に厳しく打とうという意識が働く。「子供の前だと横断歩道を黄色信号で渡らないようにする」みたいなものか。
問題はそこにかなりのマナ悪くんが同卓したときだ。初心者に「点棒は投げて渡すものだ」と印象づけたくないし、かといってそれを注意して口論にでもなったら初心者くんは二度とフリー雀荘に足を運ばなくなるだろう。
という考えを長いこと持っていたのだけど、最近になってそれほど気にすることでもないのかな、と思い始めた。初心者にとってはそれどころじゃないのだ。おそらく「今日同卓した人が点棒を渡すときに投げたかどうか」なんて覚えていないだろう。いや、そもそもマナーの良さ・悪さを知っているからこそマナ悪に気づく(気になる)のであって、それすら知らない人はなんとも思わないままであろう。同卓する3者のうち一人だけがマナ悪でも、それを普通とは思わないだろうし。
客のすべてがマナ悪であるゆえ、マナ悪という概念自体が存在しない店(=オヤジ雀荘)だったら話は別だが。別っていうか手遅れだが。
ちなみにこの間同卓した初心者。どうも点棒を払うときにギクシャクしてるなあと思ったら、どうやら一生懸命に点棒を「相手の手に」渡そうとしていたのだった。うん。人と人との付き合いだったらそれが普通だよね。