キン肉マン読破日記(14巻)

hirotashi2005-12-09

このタッグトーナメント編のストーリーの中枢となる要素に「正義超人達の友情の消滅」があるんですが、しかしなぜあの「人形の入った箱」ひとつでそこまでの事ができるのか、説明がないことに苛立つのは僕だけでしょうか。
この巻で失われていた友情パワーが9人のうち5人の間に復活するわけですが、これもなぜ復活したのか説明はなし。どうやら鍵は「一度負けること」のようですが。
タッグトーナメント編を通して描かれるテーマはこの「失われた友情の復活」であるわけですが、しかしなぜ失われたのかがわからないままで良かったんでしょうか。些細なことで互いの信頼関係がなくなって・・・というエピソードでもあれば別ですが、これでは「要はあの箱しだいなんじゃん」で済んでしまう話だと思うんですが。