めくるめくるめく重複中国麻将の世界へようこそ

とんでもないことになりそうですが、やってみます。

ルール:

  • 原則として全ての役は複合する。あらゆる上位役はその下位役を全て含み、全ての部分役(面子役)はその構成面子の組み合わせが異なる限り何度でも数えることができる。

例:二萬三萬四萬二筒三筒四筒二索三索白白 チー九索横七索八索 フー(ロン)四索
三色三同順を構成する3つの順子のうち2つを取り出すことで喜相逢が成立する。よってこの手は三色三同順(8)+喜相逢(1)×3=11点となる。

例:一萬二萬三萬二筒三筒四筒三索四索西西 チー四萬横五萬六萬 フー五索
三色三歩高が2組成立する。
この手は三色三歩高(6)×2+連六(1)=13点。

例:一筒二筒三筒八筒 チー二筒横三筒四筒 チー三筒横四筒五筒 チー五筒横六筒七筒 フー(ツモ)八筒
1歩上がりと2歩上がりの一色三歩高が同時成立している。
一色三歩高(16)×2+清一色(24)+欠一門(1)×2+無字(1)+連六(1)+平和(2)+単釣将(1)+自摸(1)=64点

  • 多門待ちについても辺張・坎張・単釣将の成立を認める。これらの複合もまた認める。

例:一萬二萬三萬六筒七筒七筒七筒八筒八筒九筒三索四索五索 フー(ロン)七筒
門前清(2)+平和(2)+無字(1)+四帰一(2)+辺張(1)+坎張(1)+単釣将(1)=10点。

  • 満貫制は不採用。上がり点が88点を越えても打ち切らない。
  • 一般高・喜相逢・連六・老少副の複合を3点までとする制限は不採用。

例:二萬三萬四萬五萬六萬七萬二筒四筒一索一索 チー五筒六筒七筒 フー(ロン)三筒
連六(1)×2+喜相逢(1)×2+平和(2)+無字(1)+坎張(1)で計8点としてよい。

  • 清竜・花竜と一般高・喜相逢・連六・老少副の複合を1つまでとする制限、いわゆる「貼り付け一回の制約」は不採用。

例:一萬二萬三萬四萬五萬六萬四筒五筒六筒七索八索九索南 フー(ロン)南
花竜(8)+連六(1)+喜相逢(1)+門前清(2)+単釣将(1)で計13点としてよい。

例:一筒二筒三筒四筒四筒五筒五筒六筒六筒七筒八筒九筒八索 フー(ロン)八索
二組の四筒五筒六筒により清竜が2組、123456と456789の連六がそれぞれ2組ずつ成立する。
よってこの手は清竜(16)×2+連六(1)×4+老少副(1)+一般高(1)+門前清(2)+平和(2)+無字(1)+欠一門(1)+単釣将(1)=45点。

  • 手牌の構成を変えることで新たに役が成立するとき、それらを全て複合して数えてよい。

例:
三索三索四索四索五索五索六索 チー三萬横四萬五萬 チー三筒横四筒五筒 フー(ロン)六索
雀頭三索とすれば456の喜相逢が2組と一般高が、また雀頭六索とすれば345の喜相逢が2組と一般高がそれぞれ成立する。
よってこの手は喜相逢(1)×4+一般高(1)×2+平和(2)+断幺(2)+無字(1)+単釣将(1)=12点。

例:一萬一萬一萬二萬二萬二萬三萬三萬三萬七筒八筒九筒九筒 フー(ロン)九筒
萬子を3つの刻子として見れば一色三節高と三暗刻が成立。また3つの順子とすれば一色三同順と平和、全帯幺が成立する。
三暗刻には双暗刻が3組、一色三同順には一般高が3組含まれているのでこれらの複合も認められる。
よってこの手は一色三節高(24)+三暗刻(16)+双暗刻(2)×3+一色三同順(24)+一般高(1)×3+平和(2)+全帯幺(4)+門前清(2)+欠一門(1)+無字(1)+単釣将(1)=84点。

例:一萬一萬二萬二萬三萬四萬四萬五萬五萬六萬六萬七萬七萬 フー(ロン)三萬
連七対であると同時に清一色・七対。
さらに平和型として見ると雀頭を3種から選べ、結果123・234・456・567の一般高が成立する。
また123456と234567の連六をそれぞれ4通りずつ取る事が出来る。
連七対(88)+七対(24)+清一色(24)+欠一門(1)×2+無字(1)+一般高(1)×4+連六(1)×8+平和(2)+門前清(2)+坎張(1)+辺張(1)+単釣将(1)=158点。