妖しき妖精麻雀の世界へようこそ
変則的なルールで打つ麻雀のことをフェアリー麻雀と呼ぶ。このフェアリーとは妖精のことで、他にもフェアリー将棋やフェアリーオセロなど、とにかく変則的なルールは全てフェアリーと呼ぶらしい。
これは、チェスにおいて本来存在しないフェアリー駒を追加して遊んだことが語源らしい。なるほど。
というわけで、フェアリー麻雀界においてもその伝統に倣い、妖精牌なるものを導入してみよう。
ルール:
- 競技前に、のうち一枚を何か印のついた牌と入れ替える。いわゆる白ポッチでもいいし、なければ花牌でもいい。これを妖精牌と呼ぶ。
- 手牌にある妖精牌は、フーロを含めた手牌の他の牌に化けることができる。
例: ツモ
妖精牌をに化かせばツモ上がりが成立する。
- 妖精牌を含めた鳴きも可能。
例:
ここに対面がを切った。妖精牌をに化かせればポンが可能。
このときとさらすこと。例:
ここに上家がを切った。妖精牌をに化かすことでのチーが可能。
- ただし妖精牌は上がり牌には化けられない。テンパイ時に妖精牌をツモってもが待ちでない限りは上がれない。また手牌にある妖精牌を上がり牌と同一の牌に化かすことはできない。
例: ツモ
妖精牌は上がり牌には化かせられず、これはツモ上がりにはならない。例: ツモ
妖精牌をに化かせばタンキ待ちとなるが、上がり牌と同一の牌には化かせられないため、これはツモ上がりとは認められない。例: ツモ
妖精牌をに化かすことで上がりとなる。
- 河に捨てられた妖精牌は通常のとして扱われる。
- 以下、妖精牌を用いた多面待ちの例を挙げる。
例:
待ち。例:
待ち。例: ポン ポン
待ち例:
待ち。例:
待ち。例:
待ち。例:
待ち。例:
マンズ全ての待ち。