「加カンのさらし方はこうだ。」それがどうした。

学生時代に友人達と麻雀を打っていた頃、なぜか「カンドラは、アンカンなら即めくり、ミンカンなら打牌後にめくる」というルールが主流だった。そのうちフリー雀荘で打つようになって「どちらも即めくり」がフリーの主流である事を知ったのだけど、よく考えたらどうしてアンカンとミンカンとでカンドラをめくるタイミングに差異を設ける必要があったのか、今でもわからない。
近代麻雀誌に連載中の漫画「打姫オバカミーコ」のある一話で、新人女子プロが加カンしたのに縦向きにフーロして「これだと大ミンカンのさらし方になる」と叱られるというシーンがあった。加カンではポンの時点で横向きにした牌の上にもう一枚横向きに置く、というのが正式な加カンのフーロだというのだ。一方で大ミンカンの場合は4枚のうち1枚だけを横向きにする。
これ、なんか意味あるんだろうか。
大ミンカンと加カンとでフーロの仕方を変えることに意味があるんだろうか。
加カンでも大ミンカンと同じフーロにすることはなぜ許されないのだろうか。
どちらも符は同じだ。捨て牌の枚数だって変わらない。どこから鳴いたかも横向き牌の位置で示すことができる。
チャンカンの有無だって、リンシャンツモ時の責任払いだって、その発生時にさえ正常に処理されればあとはどうだっていいのだと思うのだが。