三面待ちで年が明け

(先に以下のエントリをご覧下さい。 三面待ちで日が暮れて 三面待ちで夜が明けて
続いて準正規形は以下の10通りを見つけた。いずれもランク0の牌を四種目の待ちに含む。

01. 一萬二萬二萬二萬三萬四萬五萬 136m待ち
02. 一筒二筒二筒二筒三筒三筒三筒 123p待ち
03. 一索一索二索二索二索二索三索 134s待ち
04. 一索二索二索二索二索三索四索 134s待ち
05. 一萬一萬二萬二萬三萬三萬三萬 123m待ち
06. 一萬一萬二萬二萬三萬四萬五萬六萬六萬六萬 123m待ち
07. 一萬一萬二萬二萬三萬四萬四萬四萬五萬五萬五萬六萬六萬 123m待ち
08. 一萬一萬二萬二萬三萬四萬五萬六萬七萬八萬九萬九萬九萬 123m待ち
09. 一筒一筒二筒二筒二筒三筒三筒四筒四筒五筒五筒五筒六筒 347p待ち
10. 一索一索二索二索二索三索三索三索四索四索五索六索六索 356s待ち

05から例の操作*1で06と07が得られ、06にもう一度施せば08が得られる。
単純に「正規形の四面待ち」を平行移動するだけで「準正規形の三面待ち」が得られるというわけではない。例えば三筒四筒五筒六筒六筒六筒七筒は四面待ちだが、これを左に平行移動して一筒二筒三筒四筒四筒四筒五筒としても準正規形の三面待ちにならない。これは一筒二筒三筒が不要であるため、正規形四筒四筒四筒五筒と合同であるからだ。
…とここまで書いて、定義が不十分であることに気が付いた。これは正規形と準正規形とが合同になり得ると言っているだけに過ぎない。不要な面子を全て取り除いた形についてのみ議論するべきだろうが、しかし先日書いたように、あるテンパイ形から不要な面子の取り除く方法が一意でない限り議論はできないであろう。ううむ。
三面待ちに限った話でなく、「これとこれは実質同じテンパイ形である」という概念の定義がまさかこんなにも難しいとは思わなかった。ひとまず三面待ちの全てを洗い出すという問題から離れ、テンパイ形そのものについて我々はどう認識するべきかについて今後考えることにする。非正規形については諦めることにする。
一旦終わり。