中国麻雀とビンゴの関係

ただでさえ誰が見てるのかわからない当はてなの読み飛ばされる[麻雀]カテゴリの、さらにマイナーな中国麻雀の戦略について書いてみることにする。何人が読むんだろうこれ。
中国麻雀では三色・一通のほかに花竜(ファロン)(一萬二萬三萬四索五索六索七筒八筒九筒のように萬筒索で1つずつ一通を作る)という役がある。例えば一萬二萬三萬四萬五萬六萬四筒五筒六筒とあった時、残る1つの面子が七萬八萬九萬なら一通が、四索五索六索なら三色が、そして七索八索九索なら花竜が成立するのだ。
これをなんとなくビンゴに喩えてみる。3×3のマスを書き、縦に萬・筒・索(入れ替えてもよい)、横に123・456・789を対応させる。この9マスの中で縦に一列揃うのが三色、横に一列揃うのが一通、(必要なら行を入れ替えて)斜めに揃うのが花竜、となる。先ほどの例である一萬二萬三萬四萬五萬六萬七筒八筒九筒は縦横斜めビンゴのトリプルリーチであるわけだから、即ち三色・一通・花竜の受け入れがあることになるわけだ。
で、こうして考えると、この9マスのうち3マスが埋まっているが未だビンゴが未完成である状態(72通り)は全てビンゴのトリブルリーチになっていることに気付く。
例1:一萬二萬三萬七萬八萬九萬四筒五筒六筒
四萬五萬六萬で一通、一索二索三索または七索八索九索で花竜。
例2:七萬八萬九萬四筒五筒六筒四索五索六索
四萬五萬六萬で三色、一筒二筒三筒または一索二索三索で花竜。
例3:四筒五筒六筒四索五索六索七索八索九索
四萬五萬六萬で三色、一索二索三索で一通、一萬二萬三萬で花竜。
そういうわけで、目指すべき手役が定まっていないときはとりあえず123・456・789のいずれかでチーしてみるのがいいのかもしれない。