・ビンゴ理論続き
先日のトリプルリーチの法則(http://d.hatena.ne.jp/hirotashi/20050728#p1)の証明。
まず次を示す。
任意の異なる2つの基本順子A,Bに対し、それとあわせてビンゴ役を完成させる第3の基本順子Cが存在する。
証明:
A、Bが同色であれば、それらと同色異ランクの基本順子Cを合わせて清竜が完成する。
A、Bが同ランクであれば、それらと同ランク異色の基本順子Cを合わせて三色三同順が完成する。
A、Bが異色異ランクであれば、それらと異色異ランクである基本順子Cを合わせて花竜が完成する。
さて、ビンゴ役を満たさない3つの基本順子に対し、それらのうち2つを選び出す方法は3通りある*1。上に示した通りその2つとビンゴ役を完成させる基本順子はそれぞれに存在する。またそれらビンゴを完成させる順子は重複することはない(4マスでビンゴが2列完成することはない。よってある一つの基本順子によってビンゴ役が2つ成立することはない)ので、題意の基本順子はちょうど3種存在することがわかる。(証明終わり)
以下にトリプルリーチのパターンを示す。
1,縦テンパイ型
だけでなく、でも花竜が完成することに注意。
2,横テンパイ型
かで花竜が完成する。
3,縦横テンパイ型
による花竜を見落としやすいので注意。「空行・空列の交点に位置する順子」と覚えるとよい。
いずれの場合も「空行または空列には、ビンゴを完成させるマスが2つ存在する」事に注意するとよい。
*1:XYZから2つを選ぶ方法は、XY、YZ、XZの3通り