まずは先日の証明。
すべてチュンチャン牌からなる、異なる2つの順子X,Yに対し、これに加えることで準ビンゴ役を成立させる第3の順子Zの種類数は、XとYのランク差によって決定される。
(証明略)
XとYのランク差 XとYの色 Zの種類 成立する役 0 異色 1種 三色三同順 1 同色 2種 一色三歩高 1 異色 2種 三色三歩高 2 同色 1種 一色三歩高 2 異色 1種 三色三歩高
さて、題意を満たす3つの順子A,B,Cに対し、AとB、BとC、CとAそれぞれのランク差は、三つのうち二つが1に等しく、残る一つは0または2である。
(証明:A,B,C3つが全て同ランクであれば三色三同順を満たしてしまうので矛盾。よってAとB、BとCのランク差はどちらかが1でもう一方が0、または両方が1である。前者であればAとCのランク差は1、後者であれば2であり、どちらの場合でも題意を満たす。)
上の表を見れば、A,B,Cから選んだ2順子と準ビンゴ役を成立させる第4の順子は、どの場合でも計5種類存在することが分かる。(証明終わり)