MONDO21 第3回女流モンド21杯観戦記 #4
今回もまた清水について書く。だって気になるんだもんあの打ち筋。
35000点持ちのトップを取ることが通過条件なのだけど、東場でいろいろあってラス目に。
大事な南一局一本場の親番。ラス目。トップとは16800点差。
8順目にテンパイが入る。清水 ツモ ドラ
場に西は一枚切れ。これさ、即リーじゃない?
ここから四暗刻になる条件は、をツモる前にをツモり、その後もう一度同じ牌かをツモること。厳しい条件であるし、そもそも手変わりする前に三暗刻の上がり牌が出る・ツモる事の方が多いだろう。この状況でが出たら4800点で上がるつもりだったのか。
三暗刻テンパイから四暗刻に手変わりを待つべき手というのは、例えばのような暗刻3つ+雀頭+それらと不連続なカンチャンorペンチャンターツ、のように、手変わり牌が上がり牌より多いような場合だろう。雀頭を重ねればスッタンにもなる。しかし上の清水の手はのどちらも三暗刻のツモ上がり牌であるし、上がり牌も3面張で多い。一回戦通過条件には多すぎる48000点を狙うより、リーチして9600か4000オール+αで十分だと思うのだが。リーチ後にが出たら見逃してもいいくらいだ。
実際はダマテン後にをツモって2600オール。ふーん。
第一戦でもそうだったんだけど、この人イーシャンテン時の打牌選択がことごとく「テンパイチャンスを狭めるイーシャンテン」なんだよね。高い手作りたいってのはわかるんだけど、連荘したい親番でもそれやる必要あるんだろうか。
南一局二本場では以下のようなイーシャンテン。清水 ツモ ドラ
三色作りたいのはわかる。でもどうして先にから切るのか。
確かにこのとき田中からペン待ちのリーチが入っていたのだけど、降りないでしょもう。だったらここで切らない?当たるけど。
この後、見事(?)ツモってで振込み。
清水さん。手が入らなくていらいらする気持ちは分かりますけど、強打の方はご遠慮ください。
Bブロック トータル
初音 +68.1
田中 +31.3
黒沢 -6.3
清水 -93.0