宮内の6m切りについて

（以下の文章には第４回女流モンド２１杯のネタバレが含まれています）
優勝は宮内だった。
オーラス2本場、トータル2着の和田とトップの宮内はノーテン罰符で変わる状況。トータル3位の大澤もマンツモ条件で優勝。でこの形でリーチに行った大澤。

　ドラ

数巡後にドラのをツモり、裏ドラに期待を込めてめくるが乗らず。これで宮内の優勝、と。
「裏ドラ期待するしかなかったのー」とは大澤の弁だが、それなら上がらないという選択肢もあったんじゃないだろうか。ノーテン罰符で変わる以上宮内はテンパイを入れてくるだろうし、テンパイやめなしルールだから同じマンツモ条件でもう一局やり直すってことだって出来ただろう。



そして優勝者の疑問手を。
南３局５巡目。宮内は26200持ちの2着目。トップの和田とは11800点差。
和田との1回戦の点差は36100点差。つまり和田をまくってかつ6100点差をつけたトップを取ることが優勝条件となる。ということは実質点差は17900点。
このときの宮内の手はこれ。

ツモ ドラ

で、少考して打。
何故だ。
一通狙いなんだろうけど、じゃあこの後ツモでもテンパイ取らないってことか。