ONE OUTS読破日記(2〜3巻)

ONE OUTS 2 (ヤングジャンプコミックス)

ONE OUTS 2 (ヤングジャンプコミックス)

ONE OUTS 3 (ヤングジャンプコミックス)

ONE OUTS 3 (ヤングジャンプコミックス)

ここからプロ野球編。ところが読者はチームの勝敗より渡久地の年俸に興味を持ってしまうように書かれる。敵は相手バッターというよりワンナウツ契約した彩川オーナーだ。こんな野球マンガ見たことないよ(!)。


(2巻135ページ)

1巻の感想で書いた「流線を描かない」の最もわかりやすいページがこれ。そりゃ球種がストレートしかないから描きにくいのはわかるけど、「甘い球!!」ってだけで処理しちゃうの。
3巻でようやく「渡久地の打てないストレート」の秘密が明らかに。それを読んでも「それにしたって打てなさ過ぎだろう」とは思うけど、説得力だけはあるよね。


(3巻167ページ)

ところでどうしても納得いかないのがこのページ。クローズドスタンスを取る児島の右肘を気遣ったピッチャーが外角低目に投げてしまうというトリックなのだけど、なぜかこの絵だけ児島の右肘に巻かれたはずの包帯が描かれてない。どうして?一番重要なとこでしょここ!


次のページでは描かれてるのに。