そういえば10枚でも王手飛車が作れたんだった
上家から打
145m待ちのテンパイだが、どれも出上がりできず、ツモ上がりも4mに限られる。当然手変わり待ちである。
19m出たらチーだなあ、なんて考えてたら上家が3mを切った。
鳴けば一歩上がりの一色三歩高の完成である。もちろんチーして、余分に残った78mのどちらかのタンキに取るわけだ。
なら外側の方がいいだろうと8mタンキに受けようと思ったが、いや違う。ここは打8mとするべきだ。
チー
これなら残り一枚の4mでも上がれる(連六がつくから)。「一色三歩高は崩れても1点もらえるの法則*1」を忘れてたぜ。あぶないあぶない。
それも違うと気付いたのは次の日になってからだった。
鳴くなら234じゃなく345だ。
チー
7mで一歩上がりになるのはそのままに、1mでも二歩上がりが完成するのだった。
そもそも一歩上がりの一色三歩高を作る9枚の横にもう一枚加えた10枚形は、それだけで一歩上がりと二歩上がりの王手飛車であったのだ*2。
鳴いて作るにせよ、ど真ん中の順子はどちらの場合においても共通して必要になる順子であったわけだから、これを作るよう鳴くべきだったわけだ。
ちなみにこの三面待ちの真ん中で上がったときのみ一色三歩高にならないが、四帰一(2)と連六(1)、そして残りが一面子しかないため最低でも欠一門(1)と無字(1)はつく。「金字塔+は安目でも5点もらえるの法則」として覚えよう(僕が)。
*1:http://d.hatena.ne.jp/hirotashi/20051011#p1
*2:この9枚形を「金字塔」、10枚形を「金字塔+」と呼ぶ