「書店で買う」以外のマンガの読み方
不況のせいか、いま出版業界は大変苦しいと聞く。マンガも以前よりは売れないとか。
確かにマンガの単行本は正規の値段で買うと高い。5年間連載が続いた作品の単行本を大人買いすると軽く一万を超えてしまう。
こうした現状に対し原因と結果とどっちがどっちかわからないけども、実はいまマンガを安く読もうと思ったらこれがいくらでも安く読めてしまうのだ。
せっかくなのでまとめてみた。
- 新古書店を利用する
店舗数と値段で最強なのはやはりブックオフ。本の状態にこだわらなければ一冊105円でだいたい揃ってしまう。究極はここで立ち読みで済ます(店の方針として注意されない)ことだけど、さすがにねえ。
- マンガ喫茶で読む
品揃えの充実さは店を選ぶ必要がある。料金は通常だいたい一時間400円強くらいだが、探せば激安店もある。たとえば一時間100円のこことか。
所有欲がなくただ読みたいという人が利用するのがいいだろう。ただ時間制のせいでじっくり読めと損するということと、そもそもマンガ読みの速度に自信のない人は買って読むのとそう変わらないという難点も。
- レンタルする
ファミリーブックの他、最近ではTSUTAYAの一部の店舗でもマンガのレンタルを開始した。10冊7泊8日で500円くらいが相場らしい。
マンガ喫茶ではゆっくり読めないという人に。ただ店舗型のレンタル店では返却しないといけない手間はある。
それもいやだという人には宅配レンタルも。TSUTAYAの他にGOROとか。
- ネットで読む
出版されている作品を合法的に読む方法は結構ある。有名なのはYahoo!コミックス、他に出版社の公式サイトでも。たとえば小学館だとこんな感じ。
漫画家さん自身が公開してるというケースも。例の雷句誠氏が本当にやるかどうかはともかく、たとえば既に押川雲太朗氏は単行本未収録作品を公開されてますね。
- 図書館で読む
自治体によるが、いいところは新作も発売と同時に入荷したりするらしい。
そうでなくとも手塚治虫・横山光輝・石ノ森章太郎あたりの名作なら置いてある確率高し。
- その他
いわゆる"休憩所"にはメジャー作品をそこそこ置いてあることがある。近所のパチンコ屋には休憩所のマンガの品揃えがかなり充実してた。タバコ臭いけど。
以上、マンガ読みとしては大変ありがたい方法でした。業界には申し訳ないのだけど。