目次まで面白い

荒川アンダーザブリッジ」9巻読んだ。

荒川アンダー ザ ブリッジ 9 (ヤングガンガンコミックス)

荒川アンダー ザ ブリッジ 9 (ヤングガンガンコミックス)

雑誌連載時は一号に三話ほど連続して掲載される(というより一話分のページを三話に分割していると言った方が正確だろう)この作品は、各話とも奇数ページ目(左側のページ)で始まり偶数ページ目(右側のページ)で終わる。「魁!クロマティ高校」もこういうスタイルだった。
そして常に「めくりオチ」であることも「クロ高」と共通している。左ページを読み終わってページをめくると、右ページの最初の大コマでオトす。そして次のコマで「呆れ」、その次のコマで「ツッコミ」が入って、終わる。この繰り返しだ。

ところで9巻の目次はこんな感じ。

見れば分かる通り一話のページ数がバラバラ。ということはいつ終わるのかわからないということだ。唐突に目にすることで効果が上がる「めくりオチ」が、このような構成にすることでより「唐突に」することに成功しているわけだ。なるほど。
いあ、まあ正直な話をすればそこまでの展開でだいたい予想はつくんだけども。